高齢+不育症の妊活記録

over40で不妊治療を開始→3度の初期流産で不育症と発覚し、治療中の妊婦の記録

これまでの不妊治療の経緯(1)

不妊治療開始(41歳・秋)

41歳の時に生殖医療専門のクリニックの門をたたきました。
通常、最初はタイミング指導から始まり、次に人工授精、体外受精と進むのですが、
年齢も年齢ですしタイミング指導はすっとばして人工授精からお願いしました。
ちょっと記憶が定かではありませんが、多分3回くらいチャレンジして
結果は全て陰性。これ以上試しても時間のムダと感じ、体外受精に移行しました。

採卵(42歳・初夏)

体外受精を行なうには、まず受精卵をつくるための「採卵」をする必要があります。
採卵するためには排卵誘発剤等を使って通常より多くの卵胞を育て、一度にできるだけ沢山の卵子
採取できるようにする治療が行われます。
私の場合は飲み薬と毎日の自己注射(およそ1ヵ月)、採卵直前の点鼻薬を使用した結果、
採取した卵子:24個、移植可能な胚盤胞まで育った受精卵の数:12個、凍結胚:2個×6回分
となりました。1回の採卵で体外受精6回分の胚が出来たことは、年齢からするとかなり良い結果であったと思います。

体外受精1回目(42歳・夏)

私の場合自然胚移植ではなく、凍結融解胚移植(一度受精卵を凍結保存して、解凍したものを移植)だったので
採卵後約1ヵ月間をあけてから1回目の胚移植を実行しました。
結果は陽性!最初の移植でいきなり妊娠陽性だったので、「こんなに簡単でいいの?」と思いました。
…が、この時は6週目に心拍確認までできたにもかかわらず、7週目には心停止しており、その後自然流産となりました。
残念ではありましたが、年齢もありますのでまぁ「そんなうまくはいかないよね〜」ということで気持ちを切り替えました。

体外受精2回目(42歳・秋)

掻爬手術はせず、自然流産であったので、1回生理を見送って2ヶ月目の周期で再度移植治療を開始。
この年の秋に2回目の凍結融解胚移植を行いました。
2回目も陽性。7週目まで順調に成長し、この時も心拍確認までできていましたが、8週目には心停止・・・。
ネットの情報等で7週目まできて心拍確認できていれば継続確率はぐんと上がる、と言われていましたので
この時は実家の母に直接伝えようと一時帰省の予定を立てていたのですが、帰省日の前日に心停止を言い渡され、
結局母には言えずじまい。。。ただの帰省になってしまいました。
初期の流産は胎児の染色体異常が原因であることがほとんどだとは言われていましたが、
2回連続で流産となる確率は2.25%程度とも言われており、この時点で「もしかして不育症では?」という疑惑が頭をよぎりました。

後半に続きます・・・